整動鍼基礎コンプリ～ト！！

去年からこれだと思える技術に出会え、ついに整動鍼基礎編(脊柱、四肢、腹背)を習得？受講を終えました。

この一年で変わった事は

臨床への自信がつき→臨床が楽しくなり→やる気がでる→鍼が好きになる→臨床が楽しい

相乗効果でこの一年で今までの鍼灸師人生より濃厚な経験を積めたような気がします。もちろんまだまだですが…それは伸びしろという事です。

今後自分の成長が楽しみです(笑)

今回の腹背編は整動鍼の中でも整動ではなく整流がメインのセミナーです。

整動→張力(骨格系、筋肉系)

整流→弾力性(内臓、循環)

があります。

ツボにはお腹にある募穴と背中にある兪穴と言うのもがあります。詳しくは気になった方は調べて下さい(笑)

この募穴と兪穴は密接に関係があります。

①お腹が痛い(お腹の緊張)

②なんか背中も張るな～

　(なんか嫌な物が体の中心にあると嫌やな、せや遠くに移動させよう)っとなり

③嫌な物を末端(手足)の方に遠ざけようとします。すると手足に反応が出ます。

④その反応がツボとなります。そこに鍼をするとあら不思議～お腹の緊張、背中の張りまで取れてしまいます。

まぁこんな単純ではありませんが一筋縄ではいかないのが人の身体です。色々な要因が絡んできます。

東洋医学ではよく胃痛にはこれという定番のツボがあります。でもこれってどうなの？これですべての胃痛が治るの？って思いません？

ならこれだけやればもう胃痛なんて怖くないってなりませんか？

でもこれって無理がありますよね(+o+)

実際効く、効かないが出てます。それは原因なるポイント(緊張)、そもそも同じつもりで使ってるツボが人それぞれ施術者によって違うからです。

整動鍼ではお腹の緊張を細分化し、その緊張がピンポイントで緩むツボがあります。正確なツボに鍼が出来るとこれ本当に緩みます！！整動鍼ではミリ単位でツボが設定されています…僕も頑張りたいと思います(笑)

狙っている所が緩む、その連動している背中も緩む、結果胃痛がなくなる。ボンヤリした感覚ではなく、明瞭です。

胃痛があるからこのツボという考え方ではなく、お腹の緊張のこのポイントを緩め、結果胃痛がなくなる。これが狙えるということは治療自体もシャープになります。鍼灸師としては自信にも繋がると思います。

僕はあばらの部分(季肋部)が詰まったような張ったような感じがあります。俗にいう胸脇苦満というやつです(´Д｀)

足のツボに鍼をしてもらうとその張った緊張が緩んでいます。そうすると肩、腰の辺りも楽になります。スゲーってなります。

まず、これで使えそうってすぐ思ったのが逆子の方です。うちにも妊婦さんが来てくれていますが、逆子の妊婦さんはお腹の張りがとても多く診られます。実際妊婦さんにも使ってよい効果を出されている様子です。

活法でお腹緩めて、ピンポイントで整動鍼使えばもっとお腹が緩むはずです。

それ以外にももちろんお腹の症状(便秘、下痢、腹痛、胃痛)、生理痛、肩こり、腰痛、むくみ、顎関節症など多様な症状にも対応できます。

さらにお腹と背中の関係、肩甲骨と仙腸関節の関係やじっとしていて肩や腰がなんかツラい、重だるいそんな症状にもばっちり対応できるようになりました✨

新たな武器を手に入れました(｀_´)レベルが上がったような気がします。

明日から臨床でバンバン磨いていき、本当に習得してやろうと思います(^_^)ﾉ明日からの患者さんには、申し訳ありませんがやたらお腹を触ると思いますが覚悟しといて下さい(笑)

あと最後に実際に腰の重だるさの治療をデモでしてもらいましたが…これまたスゲーっとなりました。だるさがあるのが当たり前でしたその当たり前をぶち壊しくれした(^_^)b

僕も患者さんの不調が当たり前の状態をぶち壊せる鍼灸師になるぞ～✨